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本日のご依頼です。
跳ね上げ式ベッドの分解・移動・再組み立てです。大きさと重さがあるため、安全に注意して慎重に行う必要があります。
以下に手順を示しますが、必ず取扱説明書を確認します。 ベッドのメーカーやモデルによって、分解・組み立ての手順や注意点が異なる場合があります。
跳ね上げ式ベッドの分解・移動・再組み立ての手順
1. 事前準備と確認
取扱説明書の確認(最重要!)
分解・組み立ての手順、注意点、必要な工具、部品の名称などが記載されています。紛失している場合は、メーカーのウェブサイトで探すか、問い合わせてみましょう。
作業スペースの確保
分解する部屋と移動先の部屋、どちらも作業スペースを十分に確保してください。周囲の家具などを移動させ、広々とした空間を作りましょう。
必要な工具の準備
六角レンチ(ベッドに付属していることが多い)
プラスドライバー、マイナスドライバー
モンキーレンチ(スパナ)
軍手、作業手袋
電動ドライバー(あれば作業が効率化されますが、締め付けすぎに注意)
梱包資材の準備
部品をまとめる袋(ジップロックなど、ネジ類を分けるのに便利)
緩衝材(プチプチ、毛布など)
ダンボール(部品を保護するため)
ガムテープ、養生テープ
マジックペン(部品に印をつけるため)
補助者の確保
跳ね上げ式ベッドは重く、大きな部品が多いです。一人での作業は危険を伴うため、必ず2人以上で作業を行ってください。
2. 分解作業
1. マットレスの撤去
ベッドフレームからマットレスを取り外し、安全な場所に立てかけるなどして移動させます。
2. 寝具や周辺のものの撤去
ベッドの上に置いてある寝具や、ベッド下に収納しているものがあればすべて取り出します。
3. 跳ね上げ機構の解除(慎重に!)
ここが最も重要な部分です。跳ね上げ機構(ガス圧シリンダーなど)は強力な力がかかっています。
取扱説明書を熟読し、正しい手順で解除してください。 無理に力を加えたり、誤った方法で解除しようとすると、怪我の原因になったり、部品が破損したりする可能性があります。
通常は、特定のネジを外したり、レバーを操作したりすることで解除できます。
4. フレーム部分の分解
ヘッドボード、フットボード、サイドフレーム、すのこ(床板)など、大きな部品から順に分解していきます。
ネジや金具は、外した部品ごとに小袋に入れて、マジックで「どの部品のどのネジか」を明記しておくと、再組み立ての際に迷いません。
特に左右の部品を間違えないように、マスキングテープなどで「右」「左」などと印をつけておくと良いでしょう。
分解した部品は、立てかけたり、床に寝かせたりする際に、傷がつかないように緩衝材を敷くなどして保護します。
5. 収納部分の底板などの分解
収納スペースの底板や仕切りがある場合は、これも分解します。
6. 全ての部品の整理と梱包
分解した部品は、種類ごとにまとめて梱包します。
傷つきやすい部分には緩衝材を巻きます。
3. 移動作業
1. 経路の確保
移動先の部屋までの経路に障害物がないか確認し、安全を確保します。ドアの幅や廊下の曲がり角なども考慮し、部品がぶつからないか確認しましょう。
2. 慎重な運搬
分解した部品は、それぞれ重さがあります。無理せず、2人以上で協力して運びます。
床や壁を傷つけないよう、毛布や養生シートを敷くなどの対策をします。
特に長いサイドフレームなどは、廊下やドアを通過させる際に角度を調整しながら慎重に運びます。
4. 再組み立て作業
1. 組み立てスペースの確保
移動先の部屋で、ベッドを組み立てるスペースを十分に確保します。
2. 部品の確認
すべての部品が揃っているか、分解時に仕分けした小袋の中のネジ類なども確認します。
3. 取扱説明書に従って組み立て
分解時と逆の手順で、取扱説明書に従って慎重に組み立てていきます。
特に、跳ね上げ機構の取り付けは、分解時と同様に慎重に行ってください。ガス圧シリンダーなどが正しく取り付けられていないと、ベッドが跳ね上がらなかったり、予期せぬ動きをしたりする危険があります。
ネジは最初から強く締め付けず、仮止め程度にしておき、全体が組み上がってから均等に締め付けていくと、ゆがみを防げます。
4. 最終確認と調整
全ての部品が正しく取り付けられているか、ネジが緩んでいないか、ガタつきがないかなどを確認します。
跳ね上げ機構がスムーズに動作するか、確認します。
5. マットレスの設置
マットレスをベッドフレームに設置します。
注意事項
無理な力を加えない。部品の破損や怪我の原因になります。
ネジの締め付けすぎに注意。部品の破損やネジ山の潰れにつながります。
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