川崎市中原区で便器の脱着工事ならベンリー武蔵小杉店へ
2025/07/24
本日のご依頼です。
電気温水器の交換のために便器を脱着する方法です。
【必要なもの】
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モンキーレンチ、スパナ:給水管のナットを緩めたり締めたりするのに使います。
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プラスドライバー、マイナスドライバー:便座や固定金具のネジを外すのに使います。
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バケツ、タオル:給水管に残っている水を吸い取るため。
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雑巾、ビニールシート:水漏れや汚れ対策。
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シールテープ(新しいもの):給水管の接続部に巻き、水漏れ防止に使用します。
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便器外し工具(便器の種類による):便座の固定ナットを外すのに使用します。
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プライヤー、ウォーターポンププライヤー:必要に応じて。
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懐中電灯(あれば):便器の裏側や奥を確認するため。
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軍手またはゴム手袋
【便器脱着の大まかな手順】
1. 作業前の準備と安全確保
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止水栓を閉める: トイレの止水栓(壁から出ている給水管についているハンドルやマイナスドライバーで回すネジ)を閉めて、水を完全に止めます。
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タンクの水を抜く: 止水栓を閉めた後、レバーを操作してトイレの水を流し、タンク内の水を空にします。便器内の水もできるだけポンプやバケツで取り除いておきます。
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電源プラグを抜く: 温水洗浄便座の電源プラグをコンセントから抜きます。
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養生する: 床が濡れないようにビニールシートやタオルを敷きます。
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写真撮影: 各部品の接続状態を写真に撮っておくと、元に戻す際に役立ちます。
2. 既存の温水洗浄便座の取り外し
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給水ホースの取り外し: 温水洗浄便座本体と給水管(または分岐金具)を繋いでいる給水ホースを、モンキーレンチなどを使って外します。この時、残っていた水が出る可能性があるので、バケツとタオルで受け止めます。
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温水洗浄便座本体の取り外し:
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多くの温水洗浄便座は、便器に固定されているベースプレートからスライドさせて外すことができます。本体の横にある「取り外しボタン」などを押しながら手前に引くと外れます。
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古いタイプや一部の便座は、便器の裏側からナットやネジで固定されている場合があります。便器の裏側を覗き込み、スパナやドライバーでナットやネジを緩めて取り外します。化粧カバーがある場合は、先に外します。
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ベースプレートの取り外し: 温水洗浄便座本体を外すと、便器にベースプレートが残ります。これもネジなどで固定されているので、ドライバーで外します。ゴムブッシュなどが残っている場合は、忘れずに取り除きます。
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(便座のみの場合も同様)
3. 便器本体の取り外し
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トイレタンクの取り外し:
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便器とタンクを繋ぐ給水管を外します。
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タンクを便器に固定しているボルトやナットを緩めて外します。タンクは重いので、慎重に持ち上げて移動させます。
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便器本体の固定解除:
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便器を床に固定しているカバーキャップやビス、ナットを外します。便器の種類によって固定方法は異なりますが、通常、便器の側面や背面、床との接合部に固定具があります。モンキーレンチやスパナを使って慎重に緩めます。
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陶器製の便器は非常に重いので、可能であれば2人以上で作業すると安全です。
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便器本体の取り外し:
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固定具を全て外したら、便器を床から持ち上げて取り外します。この時、便器と排水管の接続部分(排水ソケットやフランジ)から水や臭いが漏れないよう注意します。便器内に残っている水を完全に抜いていないと、持ち上げた際にこぼれる可能性があります。
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排水管の中にゴミや異物が入らないように、タオルなどを詰めておくと良いでしょう。
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排水管周りの確認: 既存の排水ソケットやガスケットの状態を確認し、必要であれば交換を検討します。
4. 便器本体の取り付け(逆の手順)
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排水管周りの準備: 新しいガスケットやシール材を適切に取り付けます。
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便器本体の設置: 排水管の位置に合わせて便器本体を慎重に設置し、固定具で床にしっかりと固定します。締め付けすぎると便器が破損する可能性があるので注意します。
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トイレタンクの取り付け: 便器にタンクを乗せ、ボルトやナットでしっかりと固定します。給水管を接続します。
5. 最終確認と通水
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各接続部の確認: 全てのネジやナットがしっかりと締まっているか、給水管の接続部にシールテープが適切に巻かれているかなど、水漏れがないか入念に確認します。
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止水栓を開ける: 止水栓をゆっくりと開け、水を流します。
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水漏れの確認: タンクに水が溜まるのを確認し、各接続部から水漏れがないかを十分に確認します。少しでも水漏れが見られる場合は、すぐに止水栓を閉めて締め直しややり直しが必要です。
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温水器の動作確認: 電源を入れ、洗浄機能や暖房便座などが正常に動作するか確認します。
以上です。
ご依頼頂き、ありがとうございました。


