川崎市中原区でベッドの解体ならベンリー武蔵小杉店

2025/06/22
本日のご依頼は、お子様用の2段ベッドを1段ずつに分割したい、というご依頼です。多くの2段ベッドは、子供の成長に合わせてシングルベッド2台として使えるように設計されています。
解体手順はベッドのメーカーやタイプ(木製かパイプ製か、連結方法など)によって多少異なりますが、基本的な流れは共通しています。
作業を始める前に:
- 取扱説明書の確認: 必ずお手持ちの2段ベッドの取扱説明書を確認してください。正確な解体方法や必要な工具が記載されています。
- 安全確保:
- 軍手などを着用し、怪我のないように注意してください。
- 部品が落下したり、ベッドが倒れたりしないよう、周囲に十分なスペースを確保し、お子様を近づけないようにしてください。
- 大人2人以上で作業することをおすすめします。特に上段を持ち上げる際に安全性が高まります。
- 工具の準備:
- 六角レンチ(サイズが複数ある場合もあります)
- スパナ、モンキーレンチ(ナットで固定されている場合)
- プラスドライバー、マイナスドライバー
- 電動ドライバー(あれば作業が楽になります)
- 床を傷つけないための毛布や厚手の布
一般的な2段ベッドの解体手順(1段ずつにする場合)
多くの場合、以下の手順で解体できます。
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ベッド上のものを全て片付ける:
- マットレス、布団、シーツ、枕など、ベッド上の全てのものを降ろします。
- 上段に置いてある小物なども全て取り除いておきます。
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はしご(または階段)を取り外す:
- はしごや階段が、ベッドフレームにフックやネジで固定されている場合は、それを外して取り除きます。
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上段と下段の連結部分を外す:
- これが最も重要な部分です。ベッドの種類によって、連結方法は様々です。
- ネジやボルト: 六角レンチやドライバーを使って、上段と下段を連結しているネジやボルトを全て緩めて外します。見落としがちな内側や奥まった場所にもある可能性がありますので、よく確認してください。
- ダボ: ネジだけでなく、木製のダボ(円柱状の木材)で連結されている場合もあります。ネジを外すと自然に抜けるか、軽く揺らすと外れることが多いです。無理に引っ張らず、慎Cに外しましょう。
- 筋交い(バッテンになっているパーツ): パイプ製ベッドの場合、横揺れ防止の筋交いが上下段を連結していることがあります。これも外します。
- 重要: 連結部分を外す前に、上段が突然動いたり倒れたりしないよう、誰かに支えてもらうなどして安全を確保してください。
- これが最も重要な部分です。ベッドの種類によって、連結方法は様々です。
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上段を持ち上げて移動させる:
- 連結が完全に外れたら、上段を慎重に持ち上げ、下段から離れた安全な場所に移動させます。上段は重いので、必ず2人以上で持ち上げてください。
- この時、上段の脚が下段の脚にはまっていたり、突起があったりする場合があるので、注意深く外します。
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不要なパーツを取り外す:
- 2段ベッドとして使用していた際の、上段の落下防止柵(サイドフレーム)や、上段を支えていた柱などのうち、1段ベッドとして使用する際に不要になるパーツを外します。
- これらのパーツは、ネジやボルトで固定されていることが多いです。
- 上段のベッドフレームの「ヘッドボード」「フットボード」「サイドフレーム」が完全に分離可能な場合は、それらも一度分解してから、1段ベッドとして組み立て直す形になります。
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それぞれのベッドを組み立て直す(必要に応じて):
- 取り外したパーツを整理し、それぞれを独立したシングルベッドとして組み立て直します。
- ヘッドボードやフットボードを付け替えたり、不足する部品(もしあれば)を取り付けたりする作業が必要になる場合があります。
- ネジの締め忘れがないか、グラつきがないかなど、最後にしっかりと確認してください。
タイプ別の注意点
- 木製ベッド: 比較的がっしりしており、重さがあるので、持ち運びや移動の際に注意が必要です。木製のダボが使われていることが多いです。
- パイプ製ベッド: 軽めですが、結合部分が差し込み式で外れやすいものもあります。筋交いの取り外しがポイントになることがあります。
解体した後の活用
2段ベッドを1段ずつに分割することで、お子様が成長して個室が必要になったり、部屋の模様替えをしたりする際に、柔軟に対応できるようになります。
以上です。