川崎市中原区でウォシュレットの取り外しならベンリー武蔵小杉店へ
2025/09/03
ウォシュレットの取り外し手順を、項目ごとに細かく解説します。
1. 作業前の準備と確認
-
止水栓の確認: トイレの止水栓がどこにあるかを確認します。通常は便器の横や後ろ、または床にあります。ハンドルタイプや、マイナスドライバーで回すタイプなどがあります。
-
電源の確認: コンセントとアース線がどこにあるかを確認します。
-
工具の準備:
-
モンキーレンチ、またはウォシュレットに付属していた専用のレンチ
-
マイナスドライバー(止水栓の種類によっては必要)
-
バケツ、雑巾、タオル(水漏れに備えて複数枚)
-
-
安全確保:
-
必ず電源プラグをコンセントから抜き、アース線を外します。
-
必ず止水栓を閉めます。
-
2. 水抜き
貯湯式のウォシュレットは、本体内に温水が残っているため、水抜きが必要です。
-
水抜き栓の確認: ほとんどの機種では、本体の側面や下部に水抜き栓(つまみやネジ)があります。
-
水抜き: バケツを下に置き、水抜き栓を回して水を抜きます。お湯が出ますので、火傷に注意してください。
-
確認: 水が抜けきったことを確認し、水抜き栓を元に戻します。
3. 給水管・分岐金具の取り外し
-
水の確認: 止水栓を閉めた後、一度レバーを回して水を流し、水が止まっていることを確認します。
-
給水管の取り外し:
-
ウォシュレットと止水栓を繋いでいる給水ホース、または給水管のナットをモンキーレンチで反時計回りに回して緩めます。
-
水が垂れてくる可能性があるため、バケツやタオルを置いておきます。
-
-
分岐金具の取り外し:
-
給水管の途中に取り付けられている分岐金具を取り外します。
-
新しいウォシュレットに交換する場合、この分岐金具は新しいものに取り替えるのが一般的です。
-
4. ウォシュレット本体の取り外し
ウォシュレットの固定方法は、主に以下の2つのタイプがあります。
タイプA:本体横に脱着ボタンがあるタイプ
-
脱着ボタンを探す: ウォシュレット本体の側面(通常は右側)に、取り外し用のボタンやレバーがあります。
-
取り外し: ボタンやレバーを押しながら、本体を手前にスライドさせて持ち上げます。
-
ベースプレートの取り外し:
-
本体を外すと、便器にベースプレート(ウォシュレットを固定していた板状の部品)が残ります。
-
このベースプレートは、便器の裏側からボルトとナットで固定されています。便器の裏側を覗き込み、ナットを緩めてベースプレートを取り外します。
-
タイプB:便器の裏側から固定されているタイプ
-
固定ナットの確認: 便器の裏側を覗き込むと、左右2か所に固定用のナットが見えます。
-
取り外し: 便座外し専用の工具やモンキーレンチを使って、ナットを反時計回りに回して緩め、取り外します。
-
本体の取り外し: ナットを外したら、本体を上に持ち上げて便器から外します。
5. 後片付けと清掃
-
清掃: ウォシュレットを取り外すと、便座の裏や便器のフチに汚れが溜まっていることがほとんどです。この機会に、ブラシや洗剤を使って徹底的に掃除しましょう。
-
水分の拭き取り: 水漏れで濡れた部分や、清掃で濡れた部分をタオルで丁寧に拭き取ります。
-
新しいウォシュレットの設置: 新しいウォシュレットを設置する場合は、新しい商品の取扱説明書に従って、逆の手順で取り付けを行います。
以上です。
ご依頼頂き、ありがとうございました。


















