川崎市中原区で駐車場の草抜きならベンリー武蔵小杉店へ

2025/10/03
駐車場の草抜きと除草剤散布の手順について、詳しくご説明します。
ステップ0:事前の準備と確認
1. 道具・資材の準備
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除草剤:
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粒剤(土壌処理型): 雑草の発生を予防したり、根から吸収させて枯らしたりします。予防にも向いています。
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液剤(茎葉処理型): 生えている雑草の葉や茎から吸収させて枯らします。即効性が高いものが多いです。
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(初めての場合や広範囲の場合は、効果の持続性や対象とする雑草に合わせて、両タイプを使い分けることも検討してください。)
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散布器具:
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液剤の場合:噴霧器(手動または電動)
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粒剤の場合:散粒機、または手袋を着用して手で撒く(ボウルなどに入れて分量を把握しながら撒くとムラになりにくい)
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草抜き道具:
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草刈り鎌、除草フォーク、軍手、作業用手袋(厚手のもの)、ゴミ袋
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安全装備:
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長袖、長ズボン、帽子、マスク、保護メガネ(液剤散布時)、ゴム長靴(液剤散布時)
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2. 天候の確認(除草剤散布の最適な条件)
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液剤: 風のない晴れた日を選びます。散布後、少なくとも6時間以内に雨が降らない予報の日を選んでください。風が強いと薬剤が飛散し、近隣の植物を枯らしたり、人体にかかったりする危険があります。
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粒剤: 雨上がりの翌日など、土壌が湿っている状態が最適です。薬剤が溶け出して土中に浸透しやすくなります。
ステップ1:草抜き(草刈り)
除草剤の効果を最大限に発揮させるため、雑草の丈によって以下の対応が変わります。
A. 雑草が短い(おおよそ10cm未満)場合
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基本的にこのまま除草剤を散布できます。
B. 雑草が長い(おおよそ10cm以上)場合
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草刈り・大まかな除去:
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鎌や草刈り機を使って、雑草を根元からではなく、地面から数cm残して刈り取ります。
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【注意】 草刈り後にすぐに液剤を撒くと、葉の面積が減って吸収効率が落ちる場合があります。その場合は、葉がある程度伸びるのを待ってから(数日〜1週間後)液剤を散布するか、後述の**「除草剤を先に撒く」**方法を選んでください。
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除去した雑草の回収:
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刈り取った草は放置せず、ゴミ袋に集めて適切に処分します。残った雑草が種を落としたり、また根付いたりするのを防ぎます。
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根元の雑草の処理:
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コンクリートの隙間や隅っこなど、特に目立つ場所の雑草の根元は、手作業で抜くか、除草フォークなどを使って完全に除去します。
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ステップ2:除草剤の散布
1. 安全装備の装着
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長袖、長ズボン、手袋、マスク、保護メガネ、長靴を必ず着用します。
2. 除草剤の準備
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液剤の場合: 噴霧器に、除草剤のパッケージに記載されている通り、水で正確に希釈した薬剤を入れます。
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粒剤の場合: 散布する面積に必要な分量を計量し、散粒機やボウルなどに入れます。
3.散布作業
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液剤(茎葉処理型):
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生えている雑草の葉や茎に、薬剤がしたたり落ちる程度にしっかりと噴霧します。
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ムラなく散布するコツ: 一度に全面を撒くのではなく、縦方向に撒き終えたら、次に横方向からも撒くようにすると、格子状になりムラを防げます。広い面積ではS字を描くように移動しながら撒くのも効果的です。
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粒剤(土壌処理型):
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雑草が生えている場所、特にコンクリートの隙間や隅の土壌に均一に撒きます。
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ムラなく散布するコツ: 計量した分量を使い切るように、手で撒く場合は一握りずつ、2~3m先に広範囲に飛ばす意識で、異なる方向から2回に分けて撒くと均一になります。
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4. 近隣への配慮
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風向きに注意し、隣家の庭木や畑、洗濯物などに薬剤が飛散しないよう細心の注意を払います。特に液剤は、飛散すると近隣の植物を枯らしてしまう危険性があります。
ステップ3:作業後の処理と管理
1. 道具の洗浄
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使用後の噴霧器や散粒機、バケツなどは、水で数回丁寧に洗浄します。
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洗浄水は、下水や河川に流さず、必ず除草が必要な場所(駐車場など)に散布して処分してください。
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道具をよく乾かしてから保管します。
2. 立ち入り制限
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除草剤を散布した後、メーカーが指定する時間、または完全に乾燥するまで、駐車場への立ち入りを制限します。
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特に小さなお子様やペットがいる場合は、絶対に立ち入らせないように注意喚起の表示などを行います。
3. 効果の確認と追加散布
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散布後、液剤であれば数日後、粒剤であれば1〜2週間後に、雑草が枯れ始めたかを確認します。
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枯れ残りが目立つ場合は、再度適切な量の除草剤を散布します。
以上です。
ご依頼頂き、ありがとうございました。