川崎市中原区で庭木の剪定ならベンリー武蔵小杉店へ

2025/08/31
高さ5mの庭木の剪定を2本実施しました。
以下の手順と注意点を守って進めます。
1. 道具の準備
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剪定ハサミ: 細い枝を切るのに使用。
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剪定ノコギリ: 剪定ハサミでは切れない太い枝を切るのに必須。
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高枝切りバサミ/ノコギリ: 地上から高い枝を切るのに便利。
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脚立または梯子: 安定性が高く、滑り止めのついたものを選ぶ。
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保護具: ヘルメット、軍手、ゴーグルは必須。
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ロープ: 切った枝を地上に安全に降ろすために使う。
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癒合剤(ゆごうざい): 太い枝を切った後の切り口に塗り、病原菌の侵入を防ぐ。
2. 剪定の時期と計画
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時期: 剪定時期は樹木の種類によって異なります。一般的には、落葉樹は葉が落ちた休眠期(11月~2月)、常緑樹は成長期に入る前(3月~5月)や、成長が落ち着いた時期(9月~10月)が適しています。
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剪定計画: 一度に大きく剪定すると、木が弱って枯れる原因になります。全体のバランスを見ながら、少しずつ形を整えるように切っていきます。
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目標設定: どのくらいの高さにするか、どのような形にするかを具体的にイメージしましょう。
3. 剪定の手順
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地上からできる作業: まずは脚立を使わずに届く範囲の枝を剪定します。枯れ枝、病気の枝、他の枝と交差している枝、上向きに強く伸びている枝(徒長枝)などを優先して切ります。
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高所作業:
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安全確保: 安定した場所に脚立を設置し、必ず誰かに支えてもらいましょう。ヘルメットを着用し、無理な体勢で作業しないように注意してください。
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上から下へ: 剪定は上から下へ進めるのが基本です。
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太い枝の切り方: 太い枝を根元から一気に切ろうとすると、枝の重みで幹が裂けてしまうことがあります。以下の3段階で切るのが安全です。
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(1) 根元から少し離れた下の部分に、ノコギリで切り込みを入れます。
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(2) (1)の少し先を上から切って枝を落とします。
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(3) 最後に、残った付け根部分を根元からきれいに切り落とします。
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切り口の保護: 太い枝の切り口には、病原菌の侵入を防ぐために癒合剤を塗りましょう。
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全体のバランスを確認: 途中で脚立を降り、遠くから木の形を確認します。左右対称にしすぎず、自然な樹形を目指しましょう。
以上です。
ご依頼頂き、ありがとうございました。