本日のご依頼です。
単身者の近距離マンション間引越しにおける搬出・搬入方法の手順、注意点をお伝えします。
単身者 近距離マンション間引越し:搬出・搬入方法の詳細
1. 搬出準備(引越し前日~直前)
引越し当日をスムーズに進めるために、前日までの準備が非常に重要です。
最終的な荷造りの完了:
すぐに使うもの(当日~翌日)は別のダンボールにまとめる:
洗面用具、タオル、着替え(下着・部屋着含む)、携帯の充電器、常備薬、トイレットペーパー、ティッシュ、簡易な食器、飲料水、軽食など。
これらは最後に積み込み、新居で最初に開けるようにしておくと便利です。
貴重品・重要書類は手荷物として自分で運ぶ:
現金、通帳、印鑑、キャッシュカード、クレジットカード、健康保険証、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、新旧の賃貸契約書、鍵類など。これらは絶対に業者に預けず、肌身離さず持ち運びましょう。
冷蔵庫の中身を空にする:
前日までに使い切るか、クーラーボックスに移すなどして、中身を空にしておきます。
【重要】水抜き: 冷蔵庫の霜取りと、製氷機や冷却器の水を抜いておきます。水が残っていると、運搬中に漏れて他の荷物を濡らしたり、故障の原因になります。
洗濯機の水抜き・ホースの接続解除:
給水ホース・排水ホースの水を完全に抜き、ホース類を本体に固定しておきます。残った水が漏れると、他の荷物や床を濡らす原因になります。
家具・家電の最終準備:
大型家具の分解(必要であれば): ベッドフレームなど、分解した方が運びやすいものは分解しておきます。その際、ネジなどの小さな部品はジップロックなどに入れ、本体にテープで貼り付けておくと紛失を防げます。
テレビ・PCの配線外し: どの線がどこに繋がっていたか、スマホで写真を撮っておくと、新居での接続が楽になります。
家電の電源コードのまとめ: コードを結束バンドなどでまとめ、本体に固定しておくと、引っかかったり絡まったりするのを防げます。
2. 搬出当日
最終確認:
全ての荷物が梱包されているか、最終確認します。
窓やドアの施錠、水道・電気のブレーカーが落ちているか(ガスは閉栓済みか)確認します。
搬出作業:
・大きな荷物から運び出す: ソファ、冷蔵庫、洗濯機などの大型家具・家電から運び出すと、
後の作業スペースが確保できます。
積み込みの工夫:
ダンボールは隙間なく詰めることで荷崩れを防ぎます。
立てて運べるものは立てて運び、スペースを有効活用します。
毛布やクッション材などを活用し、荷物同士がぶつかって傷つかないように保護します。
運搬経路の確保: ドアや通路に障害物がないか確認し、安全な経路を確保します。
養生を徹底: 運び出す際に壁や床、エレベーター、廊下などを傷つけないよう、毛布や緩衝材で養生します。
旧居の最終確認:
全ての荷物が搬出されたら、部屋に忘れ物がないか、コンセントは抜かれているか、窓は閉まっているか、照明は消えているかなど、最終確認を徹底します。
賃貸物件の場合は、管理会社や大家さんとの立ち会いがある場合は、その場で鍵を返却します。
新居への到着から荷物の搬入、そして最初の荷解きまでが搬入フェーズです。
新居の養生
玄関から荷物を置く場所までの床や壁、ドア枠を養生します。傷や汚れの防止のため、しっかりと養生します。
荷物の搬入作業:
すぐに使うものから先に搬入: 最初に荷解きするダンボール(洗面用具、着替えなど)を先に運び込み、分かりやすい場所に置いておくと、引越し直後から生活が始められます。
・各ダンボールに記載した「部屋名」(例:リビング、寝室、キッチンなど)を伝え、指定された部屋に運んでもらいます。
大型家具・家電(冷蔵庫、洗濯機、ベッド、ソファなど)は、搬入時に配置場所を明確に指示しましょう。「ここ」「あそこ」ではなく、「この壁沿いの窓の下」「あっちの角に」など具体的に伝えるとスムーズです。
冷蔵庫や洗濯機は、設置前にアース線の確認や、水平になっているかなどを確認します。
搬出時と同様に、大きな荷物から運び入れ、配置を決めていきます。
設置場所に合わせた適切な位置に家具・家電を配置します。特に大型家電は、一度設置すると動かすのが大変なので、最初にしっかり場所を決めます。
以上です。
ご依頼頂き、ありがとうございました。
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2025年