川崎市中原区で大型家電の運搬ならベンリー武蔵小杉店へ
2025/09/24
ドラム式洗濯機をマンションからマンションへ運ぶ際は、事前の準備と慎重な運搬が非常に重要です。特にドラム式洗濯機は、重量が重く、内部のドラムが衝撃に弱いため、適切な手順を踏まないと故障や破損につながるリスクがあります。
1. 運搬前の準備(旧居での作業)
必要なもの
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輸送用固定ボルト(付属品)
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プラスドライバー
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スパナまたはペンチ
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バケツ、雑巾、タオル
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養生シートまたは毛布
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軍手または作業用手袋
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ビニール袋、養生テープ
手順
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水抜き作業:
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給水蛇口を閉め、電源を入れ、一番短い脱水コースで運転し、ホース内の水を抜く。
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排水ホースを外し、内部に残った水をバケツで受ける。
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糸くずフィルターを開け、残った水を抜いて清掃する。
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脱水槽内やパッキンに残った水分をタオルで拭き取る。
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輸送用固定ボルトの取り付け:
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ドラム式洗濯機を運ぶ上で最も重要な工程です。付属の輸送用固定ボルトを本体背面の指定された穴にしっかりと取り付け、ドラムが動かないように固定します。これを怠ると、運搬中の振動で内部のドラムが破損する可能性が高くなります。
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紛失している場合は、メーカーに問い合わせて取り寄せましょう。
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各部の養生:
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給水ホースや排水ホース、電源コードなどを外し、ビニール袋にまとめて本体に養生テープで貼り付ける。
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本体の角や、特に衝撃が加わりやすい部分を養生シートや毛布で保護する。
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エレベーターや廊下、玄関の床や壁も傷つけないように養生シートを敷いておく。
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2. 運搬作業(軽トラックでの移動)
必要なもの
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台車
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積み込み・荷締め用のロープ
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軽トラック
手順
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搬出(旧居):
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ドラム式洗濯機は非常に重いので、必ず2人以上で作業する。腰を痛めないよう、膝を曲げて腰を落とし、体全体を使って持ち上げる。
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軽トラックの荷台まで、台車を使って慎重に運ぶ。エレベーターがある場合は、台車に乗せて運ぶことで床や壁への負担を軽減できる。
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軽トラックへの積み込み:
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洗濯機は必ず立てた状態で積み込む。横倒しにすると、故障の原因となる可能性がある。
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走行中の振動で動かないように、ロープで荷台にしっかりと固定する。他の荷物とぶつからないように配置する。
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3. 搬入・設置(新居での作業)
手順
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搬入(新居):
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旧居と同様に、新しいマンションのエレベーターや廊下、玄関を養生する。
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2人以上で慎重に運び、設置場所まで運ぶ。
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設置:
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洗濯機を設置場所に運び、輸送用固定ボルトをすべて外す。これを忘れると、故障の原因となるため絶対に外すこと。
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水平器を使って本体が水平になるように調整する。
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給水ホース、排水ホース、アース線、電源コードを接続する。
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試運転を行い、正常に動作するか確認する。
以上です。
ご依頼頂き、ありがとうございました。
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