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川崎市中原区でフェンスの交換ならベンリー武蔵小杉店へ2025/10/11

フェンスの既存のパネル(横に2mの網部分)と支柱を両方交換する場合の手順を詳しく解説します。

 

1. 事前準備と安全対策

 

項目 詳細
必要な工具 新しいフェンスセット(パネルと支柱)、メジャー、水平器、電動ハンマー(またはタガネとハンマー)、スコップ、バール、電動ドリル、レンチ、セメント(またはモルタル)、砂、砂利、練り舟(またはバケツ)、水、軍手、安全ゴーグル。
安全対策 作業中は軍手と安全ゴーグルを着用し、特に既存のコンクリートを砕く際に飛散物に注意してください。周囲の通行人や車に十分配慮し、必要に応じて作業区域を囲うなどしてください。
確認事項 設置場所の地中に配管やケーブルがないか事前に確認してください。

2-1. パネルの取り外し

  1. パネルの固定解除: パネルと支柱を固定しているボルトや金具をレンチやドライバーで全て取り外します。

  2. パネルの撤去: パネル(網部分)を支柱から外し、安全な場所に移動させます。鉄製で重い場合は、複数人で作業してください。

 

2-2. 支柱の撤去

既存の支柱は、通常、地面のコンクリートの基礎に埋まっています。この基礎ごと撤去する必要があります。

  1. コンクリート基礎の掘り出し: 支柱周りの土をスコップで掘り、埋まっているコンクリート基礎の側面が見えるようにします。

  2. コンクリートの破壊(根巻きの撤去):

    • 電動ハンマー(強力なハツリ機)がある場合は、それを使って支柱周りのコンクリートを砕きます。

    • ツールがない場合は、**タガネ(ノミ)とハンマー(またはバール)**を使って、コンクリートの縁や隙間に力を加え、少しずつ砕いていきます。

  3. 支柱の引き抜き: 基礎が十分小さくなるか、周りから分離したら、支柱をグラつかせながら引き抜きます


 

3. 新しいフェンスの設置

3-1. 支柱の設置準備

  1. 柱穴の調整: 既存の基礎を撤去した穴の深さと幅が、新しい支柱の設置に必要な基礎のサイズに合っているか確認し、必要に応じて掘り広げます。

  2. 位置決め: 新しい支柱を穴に立て、メジャーで隣接する支柱(または構造物)からの**間隔(2m)**が正しいか確認します。

 

3-2. 支柱の仮固定と垂直の確認

  1. 垂直の確認: 水平器を使って、支柱が**垂直(傾きがない状態)**に立っているかを確認します。

  2. 仮固定: 支柱が動かないように、土や小石で周囲を仮固定するか、木材などで仮設の支えを立てます。この時、垂直が狂わないように注意してください。


3-3. 基礎の打設(コンクリートの流し込み)

  1. コンクリートの準備: セメント、砂、砂利、水を混ぜてコンクリート(またはモルタル)を準備します。水の量に注意し、適度な硬さに練ります。

  2. 流し込み: 垂直が狂わないように注意しながら、穴にコンクリートを流し込みます。

  3. 仕上げ: 表面をコテなどで平らに均し、支柱の根元部分に水が溜まらないよう**水勾配(少し傾斜)**をつけます。

  4. 乾燥: コンクリートが完全に固まるまで、最低24〜48時間は支柱に触れず、動かさないでください。この工程が最も重要で、急ぐとフェンスが傾く原因になります。


4. フェンスパネルの取り付け

  1. パネルの設置: コンクリートが完全に固まったことを確認した後、新しいフェンスパネルを支柱の間に設置します。

  2. 固定: フェンスに付属の固定金具やボルトを使って、パネルを支柱にしっかりと固定します。

  3. 最終確認:

    • 水平器でパネルが水平に設置されているか、支柱が垂直に立っているかを再確認します。

    • ボルトやネジが緩んでいないか確認します。

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