今回は、1ルームにお住まいのご高齢の方の部屋の片付けとゴミ出し代行の手順を詳しくご説明します。
1. 片付け作業の実施手順
1-1. 安全の確保と動線の確保(最優先)
転倒リスクの排除: まずは床に散らばっているものや、足元の不安定なものを片付け、生活の動線(ベッドからトイレ、玄関までの通路)を確保します。
衛生環境の改善: 生ゴミや食べ残しなど、悪臭や害虫の発生源となっているゴミを最優先で処理し、袋に密閉します。
1-2. 分別と仕分け(ご本人立ち会いのもと)
ご高齢の方の身体的・精神的な負担を考慮し、一度に全ての作業をせず、短時間で区切って行います。
作業エリアの決定: 「今日はテーブル周りだけ」「玄関周りだけ」など、ご本人の負担にならないよう狭い範囲から始めます。
仕分けの3分類:
「残すもの」: 日常生活で使うもの、大切なもの。
「捨てるもの」: 明らかなゴミ、不要なチラシ、期限切れのものなど。
「保留(迷う)もの」: すぐに判断できないもの。別の箱にまとめて後日判断します。
貴重品の確認: 仕分け中も、通帳や印鑑などの貴重品がゴミに紛れていないか、ご本人に確認しながら丁寧に進めます。
1-3. ゴミの袋詰めと分別
地域のルール確認: 自治体のゴミ出しルール(分別方法、収集日)を事前に確認し、それに従ってゴミを分別して袋に詰めます。
段ボールの活用: 捨てるゴミだけでなく、残すものも一時的に段ボールに「リビング」「寝室」などと書いて仮置きし、散らかりを防止します。
1-4. ゴミ出し代行
指定日時の確認: 自治体のルールに従い、収集日の朝に指定された場所へゴミを運び出します。
代行時の注意点: マンションのルールで、指定時間外にゴミを置けない場合もあるため、事前に確認しておきます。
1-5. 簡易清掃
ゴミがなくなった場所から、掃除機をかけ、拭き掃除をして、衛生的な状態に戻します。
【重要】ご高齢者様への対応のポイント
| 配慮 のポイント |
具体的な行動 |
| 本人の意思を尊重 | 「勝手に捨てる」ことはせず、必ず一つひとつ**「これは捨てても大丈夫ですか?」**と確認する。 |
| 体調への配慮 | 一度に長時間作業をせず、休憩を挟みながら進める。疲れていないか声をかける。 |
| 作業の透明性 | どこから手をつけ、何を捨てるのか、作業内容を具体的に説明し、安心感を与える。 |
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2025年